アラル海へ個人でいく。 ウズベキスタン旅行
Day3 Moynaqアラル海 Mizdakhanネクロポリス Kalaなんかの砦
・タクシーはアラル海とミズダハーンツアー半日+ヒヴァまでの移動込みで一人60ドル。Tashkent Hotelホテルに手配してもらい、支払いはホテルのレセプション。前払い。
ホテルから来るまで爆走すること3時間、モイナクに到着。
アラル海はホンマになくなってた……
ソ連のコットン栽培のための灌漑によりアム川シル川からの流入水が激減して干上がったアラル海。
アラル海がどんなふうに縮小していったかはナショナルジオグラフィックの記事がわかりやすいです→
アラル海、縮小の歴史 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
近隣住民は漁業で成り立ってたから移住せざるをえなくて、残ってる人たちは公共事業で食いつないでるって感じでした。
バリみたいにエコツーリズムとかそういう環境について考えれるようなツアーはぼちぼちあるけど現地の人たちはほとんど英語を話せないのであんまり観光産業は盛んじゃなさそう。
入場料やらとって観光産業化すればいいのになー。
今は砂漠みたいになってますが、確かに海だった痕跡が。
水の豊かな日本とスウェーデンでは、蛇口をひねれば飲料水。
お風呂にお湯をためて入っても水道代はエライことにならない。
贅沢に水を使って生活してるよな、自分。
と自分の水の使い方を意識して変えないとあかんな…と反省しました。実際目の前になーんにもなくなったアラル海を見て、事の深刻さをようやく理解できた気がする。
ネットフリックスのドキュメンタリー「世界の今をダイジェストー水危機ー」世界の"今"をダイジェスト 世界の水危機 - 水は本当に不足するのか、高騰する水の価値を考える - digfeedを見てからいくとさらに絶望的な気持ちになるのでおすすめ。
ランチはタクシーの運転手ハヴィードさんが連れてってくれた現地のレストラン。
お茶、マントウ、ナン、サラダ。
肉汁と塩、玉ねぎの甘みがおいしい。
モイナクからヌクス方面へ南下すること3時間。
ミズダハーン・ネクロポリスに到着
ネクロポリス??うん?
?????墓地ちゃう??
古代都市遺跡、聖地と読んだので期待して行ったものの、今は現地の人たちが墓地として再利用してる様子。
住居跡はなく、モスクらしきものが残ってるがお墓に再利用されてる。
?????という感じで見学終了。
まぁもともと聖地で巡礼地ですしここにお墓作ったらご利益ありそうですよね。
復活の日まで安らかに眠ってください。
予定にはなかったけどハヴィードさんが連れてってくれたのでなんかのカラ(砦)へ。ミズダハーンの近くにあったのでついでに。
古代ホレズム王国の遺跡だとは思うけど………
入口もとくになく、見たけりゃ見れば??という感じ。気楽だのう。
タクシーを降りてわーっと登っていく。
保存状態が良くないのでほぼ丘。イランのヤズドにある沈黙の塔の方が見応えあるな。
満足したのでホテルへゴー。
せっかくなのでホテルの周りをウロウロ。
コンビニの軒先にウェディングドレス
前日の雨にふきっさらしになってたかわいそうなドレスです。
唐突のシャネル。
こういう、ヨーロッパとか日本で見ない脈絡のない景色すき。
晩御飯はもう、外行くのダルいということでホテルのレストランへ。
ホテルの人のおすすめサラダ、スープ、ハンバーグを注文。美味しい!
スープはチキンと野菜のスープでチキンのだしと塩気がいい感じ。麺はうどんの細麺みたいな食感であっさりしてておいしかった。
サラダはトッピングのチーズ、カリカリにしたクルトンとササミが食べごたえがあっておいしかった。ハンバーグは味濃いけど、味付けしてない白ご飯と目玉焼きにちょうど合う。引き算うまいね〜
安くて美味しくて満足!
翌日は半日マックスに使ってヒヴァ観光なのでさっさと就寝。ぐー。
7.00起床
7.30朝ごはん
8.10出発
11.00アラル海到着
13.00お昼ご飯
15.40ミズダハーン カラ
17.00ホテル到着
19.00ホテルで晩御飯
23.00就寝
タクシードライバーのハヴィードさんは英語話せないけど、必要なことは指さして教えてくれるし静かで穏やかなので楽だった。カービデオ?のついてるちゃんとした車でらくちん。タシケントホテルがとても優秀なんやなー。